お疲れ様です。
退職金ぶちこみ太郎です。

久しぶりにブログを書くことになったのですが、今回はAmazonのジェフ・ベゾスについて書こうと決めました。調べれば調べるほど、素敵な人物だと思います。

アメリカ最高のCEOだとバフェットも語っているのですが、一体、何が素晴らしいのでしょうか?



ベゾスは、1994年、ベンチャー企業であるD.E.ショーを退職し、ニューヨークから自宅への移動中に事業計画を書き上げ、自宅のガレージでAmazonを起業しました。

両親が300,000ドルともいわれる金額を都合してくれ「Amazonが破産する可能性は70パーセントある。だけど、他の人がやると成功率は10%だから成功率は3倍さ。」と言って資金を得たそうです。

30万ドルってすごい金額ですよね。私はAmazonに1000万円を投資していますが、これだけの資金額でも、ひやひやしているぐらいですから…(笑)

起業して間もないベゾスに300,000ドルを渡すことは、とてもリスクのあることでしたが、ベゾスを信頼していたのでしょうね。




さて、本題、1994年に起業し、、IPOしたのが1997年です。実はベゾスは毎年、株主へのメッセージを送っているのですが、最初に送った1997年のベゾスが株主に贈った手紙を紹介したいと思います。

まさに1997年はAmazonの原点です。

私はAmazonへ集中投資をしているのは、Amazonが長期的な株主利益を重視している企業文化であるからこそです。

ジェフ・ベゾスが如何に先見の明があるかが分かります。

この1997年こそが、Amazonの原点であり、現在もその原点は変わっていません。この頃は無名のAmazonですが、ベゾスは「Amazonが世界一の企業になる」としっかりとビジョンが見えていました。

内容を抜粋していますが、文章は長いので、赤色の部分だけでも読んで頂けると幸いです。

たった158人の従業員しかおらず、1円も利益が出ていない企業だったAmazon。この時から世界のリーダーになるとはっきり述べ、そして、株主への価値を長期で最大化するとはっきりと述べています。

2021年を生きる私達からすると、1997年の手紙は『予言の書』ですね。


【株主の皆様へ】


年末までに150万人以上のお客様にサービスを提供し、収益は838%増の1億4,780万ドルに達し、競合他社の積極的な参入にもかかわらず、市場でのリーダーシップを拡大しました。


しかし、これはインターネットにとっての初日であり、うまくいけばAmazon.comにとっても初日となります。アマゾン・ドット・コムは、インターネットを利用して顧客のために真の価値を創造し、それによって、確立された大規模な市場においても永続的なフランチャイズを構築したいと考えています。


当社の目標は、他の分野でのオンライン・コマースの機会を追求し始めている間に、現在の地位を確固たるものにし、その地位を拡大するために迅速に行動することです。私たちがターゲットとしている大規模な市場には、大きなチャンスがあると考えています。この戦略にはリスクがないわけではありません。



【長期的な視点が重要】


当社の成功の基本的な尺度は、長期的に創出する株主価値であると考えています。この価値は、現在の市場でのリーダーとしての地位を拡大し、確固たるものにする能力の直接的な結果となるでしょう。市場でのリーダーシップが強ければ強いほど、当社の経済モデルはより強力になります。市場でのリーダーシップは、収益の増加、収益性の向上、資本速度の向上、そしてそれに応じて投資資本に対する利益率の向上に直結します。


当社の意思決定は、一貫してこの焦点を反映しています。当社はまず、市場でのリーダーシップを示す最も重要な指標である、顧客と収益の成長、顧客がリピートで当社から購入し続けている度合い、当社のブランドの強さを測定します。当社は、永続的なフランチャイズの確立に向けて、顧客基盤、ブランド、インフラを拡大し、活用するために積極的な投資を行ってきましたし、今後も積極的な投資を続けていく予定です。


当社は長期的な視点を重視しているため、一部の企業とは異なる意思決定を行い、トレードオフを考慮することがあります。そのため、当社の基本的な経営方針や意思決定の方法が、株主の皆様の投資哲学に合致しているかどうかをご確認いただくために、ここにご紹介させていただきたいと思います。


私たちは、今後もお客様のことを第一に考えて行動します。


私たちは、短期的な収益性や短期的なウォール街の反応ではなく、長期的な市場のリーダーシップを考慮して投資判断を行います。


当社は、当社のプログラムと投資の有効性を分析的に測定し続け、許容できるリターンが得られないものは捨て、最も効果のあるものへの投資を増やしていきます。私たちは、成功と失敗の両方から学び続けます。


市場リーダーとしての優位性を獲得できる可能性が十分にあると判断した場合には、臆病な投資判断ではなく、大胆な投資を行います。これらの投資の中には、報われるものもあれば、報われないものもありますが、いずれの場合も、私たちはまた別の貴重な教訓を学んだことになるでしょう。


GAAP会計の体裁を最適化するか、将来のキャッシュフローの現在価値を最大化するかの選択を迫られた場合、私たちはキャッシュフローを選択します。


大胆な選択をする際には(競争上の圧力が許す限り)、戦略的思考プロセスを皆さんと共有し、合理的な長期的リーダーシップ投資を行っているかどうかを評価していただきます。


私たちは、賢明な支出を行い、無駄のない企業文化を維持するために努力します。私たちは、特に純損失を出している事業においては、コストを意識した文化を継続的に強化することの重要性を理解しています。


私たちは、長期的な収益性と資本管理を重視しながら、成長に焦点を当ててバランスをとっていきます。現段階では成長を優先させているのは、ビジネスモデルの可能性を実現するためには規模の大きさが重要であると考えているからです。


上記が「正しい」投資哲学であると主張するほど大胆なものではありませんが、これは私たちのものであり、私たちがこれまで取ってきたアプローチ、そして今後も取っていくアプローチを明確にしておかなければ、私たちの不注意を招くことになります。


これを踏まえて、1997年の事業内容と進捗状況、そして今後の展望についてご紹介したいと思います。


1997年 ジェフ・ベゾス
・長期的な株主価値を重視する
・リーダーを目指し積極的な投資をする
・顧客第一主義を続ける
・将来のキャッシュフローの最大化を目指す
・これらはAmazonの企業文化である


とはっきりと述べています。

この時点から目先よりも「ずっと先を見据えている」ことが分かりますね。



ベゾスはいつもこのように語っています。
「1997年の初心を忘れない。アマゾンは毎日が始まりの日です。」

778877676867

私の勤めている企業、日本でも有数の上場企業なのに株主総会でこんな立派なことを言っていません。

明らかにビジョンが違うんですよね。「株主総会をどうやって乗り切ろうか?」ばかり考えています。

「〇〇部門は3億円…続いて〇〇部門は18億円の黒字で…引き続き努力してまいります。」と言って終わりです。ベゾスのように「決算の体裁よりも、長期で株主価値を最大化にするのを目指す」なんて言ったこと一度もありませんよ(笑)

決算に詳しい方なら分かると思いますが、黒字なんて書類上の数字でしかありません。経営陣が椅子に居座る為の口実です。そんなのに興味はありません。私達が得たいのは長期での大きなリターンなのですから…。

image_economicnews05

長期投資をするのなら、長期の株主価値を重視している経営者に投資をするべきです。

決算の体裁を気にするような企業に投資をするつもりはありません。

これは私の投資哲学です。

1997年から2019年までの株主の手紙を私は全部、読んでいるのですが、ベゾスの哲学は揺らいでいません。

Amazonの社員研修は従業員、一人一人にまで徹底的にベゾスの哲学を叩きこむそうです。Amazonの企業文化はベゾスの哲学そのものです。

リーダーを目指し、お客様を第一に考え、それがAmazonの成長となり、フリーキャッシュフローの最大化を目指すと言っています。それは創業時から今まで変わっていません。

株主の利益は結局のところ、長期のキャッシュフローです。

それを、あらゆる手段を使って増やすと明言しているAmazonは信頼に足る企業だと思います。

損益計算書の純利益とかはあくまでも「書類上の数字」でしかありません。そうじゃないでしょ?本当に重要なのは株主の価値を最大化することのはずです。それを起業時から今まで何度も明言しているAmazonを私は尊敬しているのです。



私が今回、紹介したのはジェフ・ベゾスの言葉で書かれた書籍でした。

1997年から現在までのベゾスの手紙や発言をまとめた内容で、めっちゃ、面白いですよ。

創業期からAWSの成功、そして宇宙ビジネスまで…読んでいてワクワクしますね。

1997年…1998年…1999年…と株主へのメッセージを読むたびに「来年はAmazonはどうなってしまうんだろう?」という追体験ができます。

この時に投資をしていたら最高でしょうね。ワクワクして寝られないですよ。

全部で405ページある本なのですが、ほぼすべてがベゾスが語った内容を書いています。読んでいて、とても楽しいです。

書店で立ち読みして、速攻で購入を決めました笑。



せっかく、米国株に投資をするなら、ワクワクするような企業に投資をしましょう。

当たり前ですが、企業には人格は存在しません。

企業とは人です。人の集まりです。哲学や文化によって企業は成長していくのです。

投資とは、企業に投資をしているんじゃない、人に投資をしているんだと実感します。

897789789789

米国株に投資をしている方には、ぜひ、読んで頂きたい一冊です。

投資家にも顧客にもベゾスは最高のCEOでしたね。




※いつもありがとうございます。
 応援ボタンを押して頂けると嬉しいです。
 昨日は98人の方が押して頂けました。
 ありがとうございます(^^♪
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村



※スマホの方は5秒で済むので「読者登録」をクリックして頂けると助かります。




【米国株への投資はこちら】
マネックス証券は情報量が半端ないです。
超おすすめですよ(^^♪
マネックス証券