退職金ぶちこみ太郎です。

投資ブログを巡回しているとよく投資家の間で対立が起きます。

キャピタルゲインとインカムゲインのどちらが大事かの対立です。
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どっちが正しいんでしょうか?










・高配当投資家の主張

まずは配当金の重要性から…

シーゲルの株式投資の未来によると、投資家のリターンは97%が配当金が生み出しています。


1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。値上がり益が生み出した部分は3%に過ぎない。

ジェレミー・シーゲル

当ブログでもシーゲルのように検証したいんですが、私は経済学者じゃないので、膨大なデータを研究することができません。

ですので、配当金が5%の株を100万円分購入し、毎年の配当金を再投資したらどうなるか?といった仮定で話を奨めたいと思います。尚、株価は全く変動しないものとします。

(これは机上の理論です。実際の投資は株価が変動しますし、税金も掛かります。あくまでも、配当金を複利で増やし続けると、どうなるのかというイメージをザックリ理解するものに過ぎません。)





【検証①】
10年間、配当金再投資を続けたら?


では最初は10年間株式を保有し、配当金を再投資し続けたケースです。

100万円を10年間投資した結果
162万円になりました。

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大して、儲かっていません。

こんなことなら、VISAやAmazonに投資をした方が正解でした。配当金5%の株を買ったことを後悔しそうですね。







【検証②】
40年間、再投資を続けたら?


では40年間、配当金を再投資し続けたらどうなるか?

100万円を40年間投資した結果、
703万円になりました。

それなりに形になってきました。

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40年間ということは社会人20歳が定年60歳まで投資を続けると資産が約7倍になるということですね。

寿命を考えると40年の保有が限界だと思いますので、現実的な数字だと思います。






【検証③】
130年間、再投資を続けたら?


では、経済学者っぽく130年間、配当金を再投資し続けたら幾らリターンがあるのでしょうか?

100万円を130年間投資した結果、
5億6834万円になります。

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株価が一切、上昇しなかったという仮定でこのリターンです。

仮に株価が130年後に2倍になったと仮定すると格差は更に広がります。配当金が生み出した利益は11億3668万円になるからです。

投資家のリターンは配当金です。

シーゲルの主張には説得力があり、株式投資の未来の愛好家は淡々と配当金を積み上げているのは理解できます。


配当金再投資戦略は正しいんです
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理論では負けませんっ



1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。値上がり益が生み出した部分は3%に過ぎない。

ジェレミー・シーゲル










・グロース投資家の主張

130年間、配当金再投資を続けたら、リターンが高いのは理解できました。

だけど、人間には寿命があります。

サイボーグにでもならない限り、130年も投資をするのは現実的ではありません。



こちらはSP500の株価です。
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1950年 16ドル
1980年 107ドル
2000年 1469ドル
2020年 2930ドル(現在)

市場平均の株価でさえ、ここまで上昇しています。
ハイテク企業なら、更に株価が上昇することになります。

あくまでも、シーゲルの株式投資の未来は机上の理論に過ぎません。

配当金再投資戦略をするよりもグロース株に投資をした方がリターンが大きいという主張も正しいです。

やっぱり、グロース株に投資をするのが資産を増やすのに効率的なんじゃないの?と問われるとそんな気もしてしまいます(笑)



最後に私の主張を述べさせて頂きたいと思います。

実は私は配当金再投資戦略もグロース株への投資はどちらが正しいのか?

私の答えはどっちも正しいと思います。

配当金の重要性は正しいですし、グロース株も将来の高配当株になる可能性もありますから、両方正しいが正解です。




ですが、私が述べたいのは株式投資とは配当が全てだということです。

そもそも何故、株価が上昇するのでしょうか?

無配であるAmazonの株価がここまで上昇しているのは何故か?

それは市場が将来、Amazonが配当金を支払えるであろう額を算出しているからです。

将来の配当金を折り込んだから株価が上昇したのです。


株価とは将来、貰えるであろう配当金を市場が算出し、割り出した金額です。




株価上昇したということは企業が成長したことで将来の配当金が増えたと考えるのです。

株価の上昇=企業が成長した結果、将来の配当金が増えたからです。

と考えると…グロース株であれ、バリュー株であれ株式投資のリターンは全て配当ということになります。




では配当金の源泉は何か?と問われると生み出したキャッシュの総量です。

企業が成長しただけではダメなんです。金庫にあるキャッシュが増えないと、将来の配当金にならないからです。

一時的に株価が上がっても、キャッシュフローを生み出せない企業は時間が過ぎれば株価は元どおりになります。当然です、配当金が期待できないのですから理論上、高い株価を維持することが出来ません。

私はテスラのように設備投資を湯水のように使っている企業が苦手です。将来の配当金を食い潰しているからです。もちろん、テスラが高配当を出せば良いのですが、成長が止まった時に低コスト体質になれるとは思えず、投資対象とはなりません。



つまり、長期投資とは配当金の源泉となるフリーキャッシュフローを企業が如何に生み出すか?または営業キャッシュフローをどれだけ成長させるに投資リターンが掛かっています。

投資リターン=キャッシュの総量です。

バリュー株かグロース株かで対立するのは不毛で、そのリターンの源泉はキャッシュで同じなのです。

もし、読者様が長期投資家でグロース株に投資をするならば、配当金の源泉であるフリーキャッシュフローを多く生み出せる企業に投資をするべきなのです。

私はクレジットカード銘柄(V、MA、AXP)がとても魅力的に映ります。





私は将来、高配当になる銘柄に投資をします
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投資リターンを突き詰めると配当が全てだからです




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