退職金ぶちこみ太郎です。
シーゲルの著書である「株式投資の未来」は投資家必須の本です。
本の中で出てくるスタンダードオイルとIBMの比較はベテラン投資家なら超有名です。
配当金再投資による実質的なリターンはIBMは13.83%、スタンダードオイルは14.42%でした。
超長期投資の場合、配当金が投資リターンの97%を占めたという事実は大きいです。
机上の理論ではシーゲルの理論は正しいと思われます。
ですが、実際に投資をするとなると配当金再投資戦略を肯定する人と否定する人とで明確に意見が別れます。
これって、不思議だと思いませんか?
結局、どちらが正しいのでしょうか?
・配当金再投資戦略に否定的な人
・配当金再投資戦略に肯定的な人
どちらも超有名投資家さんの意見です。
全く別のことを言われると読者としては困ってしまいますよね(笑)
うーん…(-_-;)
どちらが正しいのでしょうか?
ただ、投資年齢や資金力や考え方によって、意見が別れるんだと思うんです。
シーゲルの配当金再投資戦略は有効な投資手法ですが、資金力に余裕のある人向けの戦略です。
有名ブログの投資額を見て下さい。
数千万円を投資という大金を運用していますw
めっちゃ、お金持ちです。
忘れてはいけないのが、シーゲル流を名乗るブロガーの資金力は並みのサラリーマンとは桁が違うということです!
普通の一般家庭がそんなにお金を持っていません。
結婚して…
家族を養って…
教育費を払って…。
中にはローンを組んでいる人もいるでしょう(-_-;)
自由に投資できる金額が10万円しか無いって人が大勢います。
それに対して、有名ブロガーは数千万円を当たり前のように投資しています。
ブログ村の世界はファンタジーに近い空想世界だということを忘れてはいけません。
ちょっと、一般人と感覚がズレていると思いませんか?全ての資金を株に注ぎ込んだ変わり者…
いえ……
変態と言って良いでしょうw
だから、シーゲル流ブログのファンタジーのような主張を鵜呑みにしてはいけません。
普通に結婚して、子供を育てているのなら、お金が無いのは当たり前!
資金力に余裕が無い普通の投資家が有名ブログと同じ真似をしても上手くいく訳がないのです。

話しが逸れてしまいましたねw
シーゲルの配当金再投資戦略は理論上は正しいです。
ですが、机上の理論だと思います。再投資に使う手数料が加味されていません。
米国株投資は手数料が高いのはご存知だと思いますが、効率的に投資をするには幾らお金を用意したら良いのか?
シーゲルの配当金再投資を実践するには毎年、配当金を再投資する必要がある訳ですが、手数料負けしてはリターンが大幅に下がってしまいます。
ネット証券の米国株の手数料です。
基本的に約定代金の0.45%ですが、上限と下限が設定されています。
極論ですが、米国株を買った際の最低金額は5ドルです。1株5ドルの株を買った場合、手数料も5ドルとなり、手数料率100%と超高額手数料となります(笑)
逆に投資金額が4444ドル以上の場合はそれ以上に投資金額が増えても手数料は上限の20ドルの為、お金に余裕があればある程、手数料は割安になります。
つまり、毎年4444ドル(日本円で48万円)を配当金として受け取らないと効率良く再投資することができないということ。
計算すると、配当金利回り5%の銘柄に1000万円近い額を投資して、やっと48万円ほどの配当金を受け取ることができます。
配当金再投資を効率的にするには、1000万円以上の金を貯めるという大きなハードルがあるのです(-_-;)
有名ブロガーの正直者さんが凄いのは、投資を続けるという信念です。
それだけの大金を再投資するって普通の人ならできません。だから人気ブログなのです(^^♪
ちなみに配当金を300万円を得ようとしたら、配当利回り5%の銘柄を6000万円保有すると得られる金額です。とんでもない数字です。
きっと、血反吐を吐くような努力をした結果、配当金300万が目前に迫っているのですね。
すごーい(/・ω・)/

だからと言って、配当金再投資戦略が誰でも再現できると安易に考えてはいけません。
独身のサラリーマンなら可能かもですが、結婚して子供のいる家庭は日々の生活費で精一杯のはずです。十分な貯金が無ければ理想通りのリターンにはならないと覚悟して投資をしましょう。
投資とは資金力がある方が有利な勝負です。
投資戦略は人それぞれです。結局、手持ちのカードで勝負するしかないのですから…。
資金が無いのなら、リスクを取って資産を増やすしか道はありません。
残念ながら、シーゲルの配当金再投資戦略でのんびりと投資をしていると投資人生が終わってしまいます。

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★御奨めの著書です★
シーゲルの著書である「株式投資の未来」は投資家必須の本です。
本の中で出てくるスタンダードオイルとIBMの比較はベテラン投資家なら超有名です。
配当金再投資による実質的なリターンはIBMは13.83%、スタンダードオイルは14.42%でした。
超長期投資の場合、配当金が投資リターンの97%を占めたという事実は大きいです。
机上の理論ではシーゲルの理論は正しいと思われます。
ですが、実際に投資をするとなると配当金再投資戦略を肯定する人と否定する人とで明確に意見が別れます。
これって、不思議だと思いませんか?
結局、どちらが正しいのでしょうか?
・配当金再投資戦略に否定的な人
結論から言おう。高配当戦略はグロース株に負ける。みんなが大好きな高配当株。連続増配株。確かにリターンにおける配当の割合は大きい。だが高配当、分散投資で増やすためには恐ろしく時間がかかる。なぜバークシャーが無配なのか?この事実にヒントがある。Amazonを約20年持てば930倍。集中は強い。
— 投資カービィ (@toushi_kirby) 2018年5月27日
・配当金再投資戦略に肯定的な人
全然大丈夫、私が株式投資を始めた年齢より若いです。 https://t.co/xcVvxRtZYN
— 正直者 (@bam11300820) 2019年6月22日
これまで売却した銘柄を眺めると圧倒的に損切りが多かった。それも結構な額、、
— 正直者 (@bam11300820) 2019年5月24日
しかしお陰様で今年の配当収入は300万円に届こうとしている。
気にすべきなのは株価ではなくあくまで利回り、増配率を含む配当、そして何より業績。
これがわかるとインカムゲイン投資家として成功できます。
どちらも超有名投資家さんの意見です。
全く別のことを言われると読者としては困ってしまいますよね(笑)
うーん…(-_-;)
どちらが正しいのでしょうか?
ただ、投資年齢や資金力や考え方によって、意見が別れるんだと思うんです。
シーゲルの配当金再投資戦略は有効な投資手法ですが、資金力に余裕のある人向けの戦略です。
有名ブログの投資額を見て下さい。
数千万円を投資という大金を運用していますw
めっちゃ、お金持ちです。
忘れてはいけないのが、シーゲル流を名乗るブロガーの資金力は並みのサラリーマンとは桁が違うということです!
普通の一般家庭がそんなにお金を持っていません。
結婚して…
家族を養って…
教育費を払って…。
中にはローンを組んでいる人もいるでしょう(-_-;)
自由に投資できる金額が10万円しか無いって人が大勢います。
それに対して、有名ブロガーは数千万円を当たり前のように投資しています。
ブログ村の世界はファンタジーに近い空想世界だということを忘れてはいけません。
ちょっと、一般人と感覚がズレていると思いませんか?全ての資金を株に注ぎ込んだ変わり者…
いえ……
変態と言って良いでしょうw
だから、シーゲル流ブログのファンタジーのような主張を鵜呑みにしてはいけません。
普通に結婚して、子供を育てているのなら、お金が無いのは当たり前!
資金力に余裕が無い普通の投資家が有名ブログと同じ真似をしても上手くいく訳がないのです。

話しが逸れてしまいましたねw
シーゲルの配当金再投資戦略は理論上は正しいです。
ですが、机上の理論だと思います。再投資に使う手数料が加味されていません。
米国株投資は手数料が高いのはご存知だと思いますが、効率的に投資をするには幾らお金を用意したら良いのか?
シーゲルの配当金再投資を実践するには毎年、配当金を再投資する必要がある訳ですが、手数料負けしてはリターンが大幅に下がってしまいます。
ネット証券の米国株の手数料です。
基本的に約定代金の0.45%
手数料 下限5ドル
手数料 上限20ドル
手数料 下限5ドル
手数料 上限20ドル
基本的に約定代金の0.45%ですが、上限と下限が設定されています。
極論ですが、米国株を買った際の最低金額は5ドルです。1株5ドルの株を買った場合、手数料も5ドルとなり、手数料率100%と超高額手数料となります(笑)
逆に投資金額が4444ドル以上の場合はそれ以上に投資金額が増えても手数料は上限の20ドルの為、お金に余裕があればある程、手数料は割安になります。
つまり、毎年4444ドル(日本円で48万円)を配当金として受け取らないと効率良く再投資することができないということ。
計算すると、配当金利回り5%の銘柄に1000万円近い額を投資して、やっと48万円ほどの配当金を受け取ることができます。
配当金再投資を効率的にするには、1000万円以上の金を貯めるという大きなハードルがあるのです(-_-;)
有名ブロガーの正直者さんが凄いのは、投資を続けるという信念です。
それだけの大金を再投資するって普通の人ならできません。だから人気ブログなのです(^^♪
ちなみに配当金を300万円を得ようとしたら、配当利回り5%の銘柄を6000万円保有すると得られる金額です。とんでもない数字です。
きっと、血反吐を吐くような努力をした結果、配当金300万が目前に迫っているのですね。
すごーい(/・ω・)/

配当金再投資による実質的なリターンはIBMは13.83%、スタンダードオイルは14.42%でした。超長期投資の場合、配当金が投資リターンの97%を占めたという事実は大きいです。
だからと言って、配当金再投資戦略が誰でも再現できると安易に考えてはいけません。
独身のサラリーマンなら可能かもですが、結婚して子供のいる家庭は日々の生活費で精一杯のはずです。十分な貯金が無ければ理想通りのリターンにはならないと覚悟して投資をしましょう。
投資とは資金力がある方が有利な勝負です。
投資戦略は人それぞれです。結局、手持ちのカードで勝負するしかないのですから…。
資金が無いのなら、リスクを取って資産を増やすしか道はありません。
残念ながら、シーゲルの配当金再投資戦略でのんびりと投資をしていると投資人生が終わってしまいます。

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コメント
コメント一覧 (8)
いつも記事だけ読んでるログ専でしたが米株に興味出てコメントさせていただきます。
始めに軽く自己紹介します。
投資株歴は10年位
日本株の株主優待を楽しみにはじめたのがきっかけです。
現在の株関係は
日本株400万円位
毎月分配型ラサールグローバルリート50万円位
毎月分配型ピクテ新興外国株ファンド8万円位
のアホ( ̄▽ ̄;)投資家です。
銀行に預けるのバカらしいので貯金はもちろん0円ですが…
こんなアホに教えて下さい。
まず米株を買うなら何処の証券会社がおすすめですか?
あとNISAってアメリカ株使えますか(・・?
37才の独身男ですが彼女と幸せな結婚生活を手に入れたいので宜しくお願いします。(。´Д⊂)
いつもコメントありがとうございます。
やはり手数料を考慮すると最低1千万円は最低限必要ですね。インデックスの投資信託を利用して効率良く資産を増やすべきだと思います。
暴落が発生して「ここぞ」というタイミングだけ成長株で勝負するスタイルで良いと私は思いますよ(^^♪
初めまして!
私も日本株を10年ぐらい経験してから米国株に投資を行いました。私も同じようなものですよ。楽天・マネックス・SBIなら手数料は横並びなので、間違い無いと思います。
個人的な意見ですが私はSBIが好みですね。何故ならコールセンターがすぐに繋がるからです。為替といった要素があるので、初心者だったころの私は何度も教えて貰いながら投資をしていました。ネット証券は相手の顔が見えないので、電話がつながるのは安心材料でした。
幸せな結婚生活を手に入れて下さい(^^♪
口座開設したら僕もVISAとコカ・コーラ買おうと考えてます。
この手数料問題、配当課税や売買益課税と並んで「貯蓄から投資へ」の流れにしたいなら、どうにかしてほしい問題です。
私は最低でも10株以上買うようにしてますが、手数料はあまり気にしてません。5ドル払う事になってもです。根気が無いので「手数料が有利になる前に他の用途に使ってしまいそうだから」です。
まぁ、結果的に手数料割高になってしまうのは、自分の根気の無さに対する罰金だと思ってます(汗)
正直者さんを勝手に師と仰いでいる私は配当金再投資に手法をシフト中です。
私はこれまでバリューな成長株投資をメインでやってきました。
(日本株ですが)
アベノミクスに乗っかり、お陰さまで金融庁が年金だけでは足りないから自分で用意してくださいという額以上の資産を作ることが出来ました。
昨年10月、首相が消費税10%を謳ったところでアベノミクスも終焉を迎えそうな気がしたので投資法を変えようと思いました。
成長株で稼いで、配当再投資に切り替えてさらに資産を増やそうとする変態ということになります。
なので、私はぶち子さんの言う「たぶんどっちも正しい」は当たっていると思います。
手数料の事は考えたことがなかったです。
今回の記事は大変参考になりました。
ありがとうございます。
お師匠様を変態呼ばわりして、ごめんなさい(笑)
投資で結果を出して、配当金再投資で更に資産を安全に増やす…。まさに理想的な投資ですね。歳を重ねると失敗できませんから、私もいつか、安定的に配当金を得るような投資に切り替えたいと思っています。
コメントありがとうございました(^^)