退職金ぶちこみ太郎です。
素晴らしい技術を持った企業には魅力を感じますよね(^^♪
私も日本株をやっていた時に、ロボット銘柄やバイオ銘柄の株式に注目したことがあります。ですが、最先端の技術を持っていてもビジネスで成功できるかは別物です。
今回は「コンコルドの失敗」についての記事を書きたいと思います。

コンコルドという飛行機をご存知でしょうか?イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機で、マッハ2.0の速度を誇る最速の飛行機です。
素晴らしい技術を持った企業には魅力を感じますよね(^^♪
私も日本株をやっていた時に、ロボット銘柄やバイオ銘柄の株式に注目したことがあります。ですが、最先端の技術を持っていてもビジネスで成功できるかは別物です。
今回は「コンコルドの失敗」についての記事を書きたいと思います。

コンコルドという飛行機をご存知でしょうか?イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機で、マッハ2.0の速度を誇る最速の飛行機です。
ボーイング社が最速で5時間13分で飛ぶところ、コンコルドは2時間59分でパリ・ニューヨーク間を飛行することができます。
まさに夢の飛行機の開発に成功したのです。
(/・ω・)/ワァーィ
ところが、ビジネスでは大失敗をしてしまいました。
量産機は僅か16機が製造されたに過ぎず、採算ラインを大幅に下回る製造数となり、製造中止に追い込まれました。
まさに夢の飛行機の開発に成功したのです。
(/・ω・)/ワァーィ
ところが、ビジネスでは大失敗をしてしまいました。
量産機は僅か16機が製造されたに過ぎず、採算ラインを大幅に下回る製造数となり、製造中止に追い込まれました。
なぜコンコルドは失敗に終わったのか?
コンコルドが撤退した理由はシンプル。
採算が合わないからです。
・料金が高過ぎる
ファーストクラスの20%増しの料金が必要でした。パリ・ニューヨーク間ファーストクラス料金は片道だけで59万円もします。その20%増しということですから…。
片道71万円もしますΣ(゚Д゚)
値段が高過ぎて、一般人は乗ることができません。そんな飛行機を大量生産できるわけが無く、採算性が取れないビジネスでした。
片道71万円もしますΣ(゚Д゚)
値段が高過ぎて、一般人は乗ることができません。そんな飛行機を大量生産できるわけが無く、採算性が取れないビジネスでした。
・超高速飛行を禁止される
超音速飛行により発生する衝撃波が生むため、公害が大きく、海上でしか音速飛行が認められませんでした。せっかく作った飛行機ですが、スペックを活かすことができず、ビジネス的に破綻したのです。
夢の超高速飛行を実現したが…。
・乗る人が居ない…。
・高速で飛行できない…。
コンコルドを運用するうえで根本的な問題を解決できず、結局、生産中止となったのです。
後には借金だけが残りました。
どうしてこんなことになったのか…。信じられないことに開発段階で、コンコルドは採算が合わないと指摘されていました。
経営陣もビジネスとして成り立たないと分かっていましたが、開発中止の決断はできませんでした。英国と仏国より巨額の国家予算が費やされ、後に引けない状態になっていたのです。
本来なら、ビジネスで失敗するのなら、撤退してこれ以上の損害を出さないように努めるべきなのですが、合理性よりも理想を優先してしまった結果といえます。
技術の確立しても、ビジネスの成功は別問題である!
これは夢を見がちな投資家にとって、重要な視点だと思います。技術開発で成功してもビジネス(投資)で成功できるとは限らないのですから…。

私達は投資家ですので、つい「最先端技術」に注目しがちです。
ベンチャー企業は夢を語ることで投資家から資金を得ようとしています。
ですが、私は「夢」という言葉が嫌いです。
甲子園で高校生が夢に向かって努力するのは素敵だと思いますが、政治家や経営者が「夢」を語るとロクなことにならないと考えています。
コンコルドが失敗したのは「夢」が原因です。夢の超高速飛行を実現したいという夢が現実を直視させませんでした。
私は夢を過剰なまでに語る企業は嫌いです。
例えば、イーロンマスクの率いるテスラのような企業です。

テスラ、スペースX社のイーロン・マスク氏は真っ先にカリスマ経営者として名前が挙がりますが、彼の夢は壮大です。
・全く新しい電気自動車を作る
・民間の力で火星に人類を移住させる
・都市にトンネルを掘って渋滞を解消する
彼は多くの人に夢を与え続けています。「彼の夢に賭けてみよう」そんな考えの投資家に夢を語ることでキャッシュを得ているのです。
・民間の力で火星に人類を移住させる
・都市にトンネルを掘って渋滞を解消する
彼は多くの人に夢を与え続けています。「彼の夢に賭けてみよう」そんな考えの投資家に夢を語ることでキャッシュを得ているのです。
そして、テスラは投資家からの資金を湯水のように使い続けています。その結果、一歩一歩「夢」に向かって、近づいているのかもしれません。
ですが、技術の確立とビジネスの成功はイコールではありません。
私はイーロンマスクの夢は失敗に終わると考えています。そう、コンコルドの失敗のように技術を確立させてもビジネスで成功するとは限らないからです。
確かに、テスラの自動車は優秀です。
アクセルを踏んで、わずか1.9秒で時速96km
最高速度が時速400km
まさに夢の自動車です。
でも…
そんな車って必要ですか(笑)
私は要らない…。てか怖いwww
少なくとも高齢者はテスラの車に乗って欲しくないかな。

確かに凄い車ですよ。それは認めます。
でも、コンコルドみたいに経営で失敗すると思うんです。仮にビジネスを確立させても投資家が報われることは無いと考えています。

テスラのキャッシュフローは湯水のようにお金を使っています。2018年は改善しましたが、相変わらず、キャッシュが流出しています。
そのお金は会社のお金ではありますが、本来そのお金は投資家のお金です。投資家のお金を湯水のように使って、将来、投資家が報われるとは私には思えないんです。
金庫の中身が空っぽなのに将来は高配当になると信じているのはあり得ないと思います。まるで、宗教のようにイーロンマスクを信じていても高いリターンとはなりません。
それでも、イーロンマスクは苦しい資金調達の為に「夢」を語り続けるでしょう。何故なら、多額の資金を使い切っており、今更できませんでしたとは言えないのです。
その言葉を信じて投資をするのは自由ですが、キャッシュの流出という現実を直視しなければならないよね。
イーロンマスクの火星に移住する等の「夢」は面白いと思いますが、人類が火星に行くより先にテスラ株が紙切れになる可能性も十分にあります。

テスラの株は紙切れになるか?
それとも大成功を収めるのか?
私は投資ではなく、あくまでエンタメとして楽しもうと思っています。

↓モチベUPの為に応援お願いします。

良い記事なら応援お願いします
コメント