退職金ぶちこみ太郎です。
アノミー状態
それは社会的規範が失われ、今までの価値観が崩壊した状態を指します。
この状態になると、不安、精神崩壊、無力感といった症状が出て異常な状態となり、正しい判断ができません。
この状態になると、不安、精神崩壊、無力感といった症状が出て異常な状態となり、正しい判断ができません。
アノミー状態の代表例として、第二次世界大戦で敗戦した日本が挙げられます。
戦時中の日本は愛国的な国民でした。
・全滅するまで戦う決心
・戦争に協力するのが家族の誇り
・一億火の玉だ、靖国で会おう
・鬼畜米英を許すな
日本政府は徹底抗戦の構えでした。
国民も軍と心を同じく、米国と戦いを続ける決心をしていました。
国民も軍と心を同じく、米国と戦いを続ける決心をしていました。
政府も、学校も、マスコミも…。
日本の正義のために戦おうと呼び掛け、国民もそれに答えたのです。
ところが、ある日…。
突然、日本政府が全面降伏します。
すると…。
政府もマスコミも180度、真逆のことを主張し始めます。
政府もマスコミも180度、真逆のことを主張し始めます。
・日本は世界中に迷惑を掛けた悪い国
・日本軍が諸悪の根源
・戦争反対
・アメリカは仲間だ
国民は混乱します。
夫を戦争に差し出し、
息子も戦地に送り、
家を焼かれ、
何もかも失った…。
家族も財産も失い、最後まで米国と戦う決心をしていた遺族からすると重大な裏切り行為です。
国のために戦った名誉を日本政府が否定したのでは、何の為に戦ったのか分かりません。
国のために戦った名誉を日本政府が否定したのでは、何の為に戦ったのか分かりません。
今まで信じてきたことが全否定され…。
人々は生きる指針を失います…。
人々は生きる指針を失います…。
社会基盤の消失による混乱…。
これをアノミー状態といいます。
この状態になると人は無気力になり、抵抗する力を失います。
無気力になった日本国民が頼りにしたのは、日本政府ではなく、自分の国を焼き払った米軍でした。
自分の街を焼き払った米軍にチョコレートを貰い、思想教育を受け入れました。
自分の街を焼き払った米軍にチョコレートを貰い、思想教育を受け入れました。
アノミー状態となった人を洗脳するのは容易いことで、アメリカからの洗脳教育から逃れられた日本人はいません。
戦時中は兵隊さんの為に我慢しなきゃ…。
日本のために戦ってくれてありがとう。
というイメージから…。
↓
というイメージから…。
↓
諸悪の根源、軍国主義を許すな
民主主義をくれたアメリカありがとう!!
と180度考え方を変えてしまいます。
シベリアに抑留された日本人も同様です。
ソ連から10年以上も不当に自由を奪われ、5万人以上の仲間を失いました…。
ところが、人々が恨んだのは日本政府でした。
アノミー状態となった日本人はソ連から思想教育され、ソ連のような理想国家を目指し、共産革命を目指す活動を日本国内で行う者も現れます。
アノミー状態となった人は弱いです。
権力者は人の尊厳など簡単に踏みつぶし、洗脳することができるのです。
さて、本題。
このアノミー状態を自国民に行う組織があります。
それは軍と警察です。
新人教育をする上で、邪魔なのが学生時代に学んだ常識です。
組織の理論からすると、新人を一から再教育する必要がある訳です。
立派な警察官にする為に、今までの人間性をリセットする必要があります。
そのために徹底的な人格否定を行い、閉鎖された空間に閉じ込めます。
立派な警察官にする為に、今までの人間性をリセットする必要があります。
そのために徹底的な人格否定を行い、閉鎖された空間に閉じ込めます。
つまり、アノミー状態を作り出す為にシゴキ、イジメをするわけです。
これだけ話すと悪い組織に思えますが(笑)
警察にも良い人も沢山いるんですよ。
警察学校でイジメがあるのは最初の一ヶ月だけです。
警察の職場がギクシャクしているわけではありません。むしろ、仲間意識の強く優しい職場だと思います。
警察学校は厳しかったです
だけど、私は青春時代の良い思い出になってます
ところが、警察官を辞めた人で警察が嫌いで強い恨みを持っている人がいます。
その理由はイジメられて、退職に追い込まれたからです。
恨んでも当然かもしれません。
その理由はイジメられて、退職に追い込まれたからです。
恨んでも当然かもしれません。


8割ぐらい事実だと思います。
私の同期も多くが辞めていきましたし、
毎晩、泣いている人もいました…。

もうね…。
分かるんですよ。
これは事実だって…。
警察を恨んでいるって…。
負のエネルギーをぶつけないとこんなブログは作れません。
この人は警察の犠牲者なんだなって、改めて思いました。

警察は絶大な権力を持っています。
例えば、交通違反をしたとしますよね?
証拠が無くても交通切符を切ることができます。
何故なら警察官が見ていたからです。
それが証拠になるのか?
勿論、証拠になります。
警察が見たと言えば、黒になるんです。
現行犯なら、白でも黒にできてしまう。
それが警察の恐ろしいまでの権力なんです。
だから、絶対に異常な人間を組織に入れてはいけません。
相応しくない人をふるい落すのは非情ですが仕方が無いことなんです。
私も一歩間違えれば、同じようになっていたかもしれない…。
紹介したブロガーさんは後遺症があるようで、立ち直って欲しいと切に願います。
ただ、警察官にも良い人いるよ…。って言ってあげたいです。
警察官になるって大変だよ
志願する人は覚悟を決めてね
もし、それでも警察になりたいっていう学生さんがいたら私にコメント下さい(笑)
コメント
コメント一覧 (3)
警察署で少年剣道を習っていたことをきっかけに、警察官になりたいと思いました。しかし、「絶対になってやる!」とは思うのですが、「その先は?結婚は?子供は?生活スタイルは?」と、警察学校卒業後のことを考えるととても不安になります。耐えて耐えて、警察学校を卒業したのに、何かをきっかけに辞めることになるかもしれない。じゃあ諦めた方がいいんじゃないか?そう思ってしまいます。
将来の将来なので、こんなにも悩まなくても何とかなりますか?
>>林檎さま
コメントありがとうございます。本当にコメント貰えるとは思っていませんでした(笑)
警察のお仕事は失敗が許されません。厳しい仕事です。
その一方で、警察官の二世が親の背中を見て、警察官を目指す人が多いです。キツイと分かってて、警察官を目指すんですよ。
何故か?
それは警察は誇りのある仕事だからです。
ぶっちゃけ、警察を続けれる人は気持ちが強い人です。剣道の有段者でも怒られるのが苦手な人はすぐに辞めてしまいます。
逆に剣道の経験が無くても、やる気があれば警察学校を卒業することができます。体力なんて関係ない、カッコいい仕事がしたい。その気持ちがあればやってゆけますよ。
あと、誤解がありますが、警察学校は厳しいですけど、規律に慣れ、一ヶ月過ぎたころから楽しくなってきますよ。耐えるだけの生活ではありません(笑)
あと、女性警察官は警察官同士で結婚します。私の同期は大半がそのケースでした。結婚をゴールとするか、仕事を生き甲斐にするかは人それぞれなのでコメントしません。
ただ、子供を作って女性警察官を続けている人もたくさんいます。
私は、過去KC庁で2年ほどPMをしておりました(現在は別の行政職公務員です)
失礼ながらぶち子さんのブログは時々見る程度でしたが、まさか元PMかつ米国投資家という重なった経歴をお持ちの方がいらっしゃるとは....!!驚きです。
学校は確かに辛かったですが、幸運にも私には辞めた今でも飲みに行ける元同教場生が居て、近況を聞けるなど私は恵まれたほうです。
お子さんが生まれるそうで、私まで嬉しく思います。同じ経歴を持つ者同士、応援しております!!