退職金ぶちこみ太郎です。
今回は公益事業セクターへの投資についての記事を書くつもりでした。
すると、偶然、霧末がネクステラ・エナジー(NEE)に新規投資したそうです。
今回は公益事業セクターへの投資についての記事を書くつもりでした。
すると、偶然、霧末がネクステラ・エナジー(NEE)に新規投資したそうです。
公益事業セクターで最大手でもあるネクステラ・エナジー(NEE)への投資は安全な投資先なのですから…。
景気後退のサイクルに突入すると、指標は役に立ちません。コカコーラ、JNJ、マクドナルドといった超優良企業でさえ株価が急落するでしょう。
その時に「公益事業セクター」に投資をしていた者はアウトパフォームすることができます。
もし、株価低迷の中、アウトパフォームするとカッコイイです。ドヤ顔できますね(^^)

どやぁ・・・。
しかし、一つ前提条件があります。
読者様が既にお金持ちであり、資産を守るという意味なら、公益事業セクターは魅力的な投資先と言えるでしょう。
景気後退のサイクルに突入すると、指標は役に立ちません。コカコーラ、JNJ、マクドナルドといった超優良企業でさえ株価が急落するでしょう。
その時に「公益事業セクター」に投資をしていた者はアウトパフォームすることができます。
もし、株価低迷の中、アウトパフォームするとカッコイイです。ドヤ顔できますね(^^)

どやぁ・・・。
しかし、一つ前提条件があります。
読者様が既にお金持ちであり、資産を守るという意味なら、公益事業セクターは魅力的な投資先と言えるでしょう。
しかし、長期投資で資産を増やしたいと考える野心家ならば「公益事業セクター」への投資は控えた方がいいと私は考えます。
何故ならインフレに弱いからです。
資本主義社会のアメリカでも、国民が最低限の生活ができるように国家が保証をしています。自由なビジネスが認められていても電力・ガスなどには国家からの規制があり、価格は抑制されます。
激しい企業間競争が無い代わりに、価格は安定しています。ローリスクな投資先ですがリターンは少ないのが特徴です。
公益事業セクターは、自由に価格へ転嫁することができない特殊な企業なのです。株式投資というよりは国債への投資に近いものがあります。

さて、株式投資の最大のメリットとは何でしたか?
それはインフレに強いことです。
インフレが起きても、企業が価格に転嫁することで株価が上昇するのが株式投資の最大の強みです。

ご覧の通り、過去の歴史を振り返ると、株式投資が債券のリターンを圧倒しています。
何故なら、最大の税金はインフレだからです。
債券の利回りは、インフレによって相殺され、債券のリターンは長期で見ると僅かになっています
電力・ガスは生活必需品なので、国民が誰でも使えるように価格を抑える必要があります。巨大企業であっても国家の意向に逆らうことはできず、自由に値上げをすることはできません。
つまり、インフレに弱いということです。
「公益事業セクター」は国債のように安全ですが、インフレと長期投資に弱いという側面があるのです。
債券と同様に公益事業セクターはS&P500平均リターンに敗北していたとシーゲル教授も言っています。
つまり、インフレに弱いということです。
「公益事業セクター」は国債のように安全ですが、インフレと長期投資に弱いという側面があるのです。
債券と同様に公益事業セクターはS&P500平均リターンに敗北していたとシーゲル教授も言っています。

ネクステラ・エナジー(NEE)に投資をするということは、すぐに株価が急落するということに賭けているともいえるのかもしれませんね。
上司に資産運用を報告する義務のあるファンドマネジャー、または資産を公開しているブログは大変です。常に結果を残す必要があるからです。
弱気相場でアウトパフォーム!?
きりちゃん、すご~い(^^♪

どやぁ・・・。
でも、資産を公開する必要のない普通の個人投資家はのんびり投資で良いと思うんですよ。
読者様はプロでもない普通の個人投資家なんですから…。
過去、米国株の研究を行ってきたシーゲル教授が「公益事業セクター」はリターンが低いと言っているんですから、素直に信じましょう。
公益事業セクターへの投資を止めはしませんが、どうせ、数年で売ることになると思いますよ。
何故なら、長期投資で不利だからです。
やはり、長期投資はインフレに転嫁できる強い価格決定力を持った企業に限ります(確信)
インフレーションとは歴史上、最も重たい税金です。ウォーレン・バフェット
一時的な損失なんか気にするな

長期で考えて、実質的なリターンを狙うべきだよ
コメント
コメント一覧 (4)
国債利回りはインフレでトントンになり、公益セクターは債券クラスと同じ。
インフレを取り込むことが出来ない…
なるほど 勉強になりました。
よくみつけてきたもんですね。
本人はどう思っているのでしょうか。
さて、
「長期投資はインフレに転嫁できる強い価格決定力を持った企業に限ります」
同意します。
アップルがその代表かな、と想像しますが、いかがでしょうか?
でも、あまりに価格決定が強気すぎて、さすがに誰も手が出せず、
結果、在庫が余って、値下げに追い込まれていたりしてます。
やりすぎるとこういうことになるという事例でしょう。
それだけ有利なビジネスモデルを持っているし、
アップル自身も影響力を行使してみたい、という誘惑にかられるのでしょうか。
一方、公共公益銘柄は、その公益性ゆえに、
アップルのような暴利をむさぼることは許されません。
自由化も進み、価格競争の原理も働いています。
結果、価格決定が「抑制的」になるのはやむをえないことでしょう。
ただ、電力を起こすのに必要な原油や石炭、あるいは天然ガスが上昇すれば、
企業努力しても価格上昇の勢いを抑えられないこともあるでしょうね。
資源の高騰という一種のインフレに追随せざるをえない面もあるかと
感じました。東電だったか、ある社長が「電気代を上げるのは、
義務というか、権利というか・・」と言っていて批判されていたのを
思い出しました。公益性を大義名分に値段を上げることもできる、怖い面もありますね。
いつも、ありがとうございます。
株式投資の最大のメリットって、インフレに強いことですから、それ活かすのが投資だと思います。そう考えると、公益セクターは無しだと私は思います。
苦しい相場ですけど、お互い頑張りましょう(^^)
コメントありがとうございます。
はい、私もAppleに注目しています。Appleは消費者にとっては「ぼったくり」とも言える価格ですが、それだけ有利なビジネスモデルだということですね。逆に投資家にとっては、ワイドモートを築いた理想的な投資先といえると思います。私はiPhoneですが手放せる自信がありません。これからもAppleに搾取されると思います(笑)
逆に公益銘柄は、消費者にとって優しい企業ですが、投資家とっては魅力的な投資先とは言えません(-_-;)
目先の損失よりも、将来のインフレの方が怖いって思います。長期投資が基本的なスタイルですので、公益セクターへの投資は見送っています(^^)