退職金ぶちこみ太郎です。

シーゲル流の配当金再投資戦略は有効な投資戦術です。

・コカ・コーラ
・マクドナルド
・P&G
・ジョンソン&ジョンソン

これらの企業はキャッシュフローが優秀で、配当金がこれからも維持できる可能性が高いと思われます。配当金再投資戦略で長期投資なら成功する可能性が高く、これらの銘柄はシーゲル流投資家の鉄板銘柄です。

私もJNJやPMを長期保有していますので、シーゲル流投資を実践している投資家の一人です。

シーゲルの「株式投資の未来」を読んで損はないと自信を持って言えます。








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ここからは私見ですが、シーゲル流投資家と私の考えが一致しないところがあります。

それは「株式投資の未来」で有名なIBMとエクソン・モービルの比較です。

シーゲル教授が、IBMとエクソン・モービル(旧スタンダード・オイル)と投資リターンで比較したところ、意外な事実が判明します。

株価はIBMの方が上昇したものの、投資リターンはエクソン・モービルが勝利しました。IBMは株価が300倍に上昇したにも関わらずです。

その理由は配当金です。

長期投資では配当金こそが重要なのです。仮に企業が成長したとしても、既に市場が投資家の期待を株価に折り込んでおり、長期では投資リターンにはなりません。また、投資家からの期待が高いために配当利回りが低く、長期の投資リターンは下がってしまいます。

この事実は投資家に衝撃を与えました。企業の成長と投資リターンは連動しないからです。

投資家からの期待が高い企業よりも、期待が低い企業へ長期投資するべきです。当時、人気だったIBMよりも、人気が無いエクソン・モービルの方が事実としてリターンが大きかったのですから。

だからこそ、私達、シーゲル流投資家は人気の少ない企業を見つけ出し、第二のエクソン・モービルへ長期投資するべきです。

↑ここです。

この第二のエクソン・モービル(人気が無い企業)へ長期投資をしようとする考えに違和感を覚えます。

シーゲルの話はとても役に立ち、投資の本質を語っています。ですが、長期で低迷している企業に何十年も投資し続けるという行為を普通のサラリーマンができるでしょうか?

私は無理だと思います。

株価とは世界中の金融のプロ達が計算した結果、割り出された数字だからです。一時的に市場がパニックを起こして企業価値を間違えることはありますが、基本的に市場の評価が低い企業はそれが正当な評価だと言えます。普通のサラリーマンが市場を出し抜くという行為は困難です。









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エクソン・モービルの投資リターンの方が高かったのは事実です。配当金再投資による実質的なリターンはIBMは13.83%、エクソン・モービルは14.42%でした。

確かにエクソン・モービルの方が投資リターンは儲かっています。それは事実です。

でも、IBMだって素晴らしい投資リターンだと思いませんか?

「株式投資の未来」を読んでいるとエクソン・モービルと配当金再投資戦略の有効性に注目してしまいますが、IBMの投資リターンは13.83%です。長期投資なら同じく億万長者です。

シーゲル流投資家でIBMへの投資を否定するってことは、13.83%じゃ足りないってことです。

そんなことないですよね?十分なリターンだと思いますよ。

IBMへの投資でも億万長者になっています。欲の少ない私からすると、何の問題もありません。

そもそも、投資は勝ち負けじゃないので、別にどっちがリターンが上とか、どうでもいいことです(笑)

エクソン・モービルもIBMもどっちも良い投資先だったと思うんですよね。大切なのは、どっちの方が再現しやすいかだと思います。
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シーゲル流の配当金再投資戦略は本当に優秀な投資方法です。

・コカ・コーラ
・マクドナルド
・フィリップモリス

このような優良企業へ投資し、配当金を再投資すれば数千万円ぐらい簡単に稼ぐことができるでしょう。S&P500の平均リターン以上を狙うのであるならば、良い投資戦術だと思います。



ですが、この銘柄で億り人になるのは、難しと思います。何故なら、コカ・コーラなどの優良企業は既に人気株だからです。数千万円を稼ぐことはできても、「億」は困難です。

1950年のIBMのリターンを越えたエクソン・モービルは市場が見放した企業でした。現在のコカ・コーラとは違い、不人気な企業だった訳です。だからこそ、配当金再投資戦略の効果が絶大でした。

シーゲル流は投資の本質を突いており、素晴らしい内容なのは否定できませんが、億万長者になるのは難しいです。

何故なら、市場からの期待が低いということはアナリストなど金融のプロが見放した企業だといえます。プロであるアナリストが見放した企業をただのサラリーマン投資家が見抜けるはずがありません。

シーゲル流で「億」という大金を稼ぎたいのなら、プロがダメ企業だと烙印を押している中、数十年に渡って買い進める必要があります。これは強い信念が必要で、しんどい作業です。

また、シーゲル流投資が成功するかは20年~50年過ぎた頃に成否が判明します。もし、投資判断が誤りだった場合、やり直す時間がありません。



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だったら、無理なく、素直に人気の企業へ投資をするといった選択もありだと思います。

株主還元をしているものの、人気が高いために配当金が少なく、成長し続けている企業・・・。

第二のIBMは「マイクロソフト」や「VISA」だと思います。

・キャッシュフローが良好
・市場が成長している
・株主還元を行っている
・極端に割高では無いグロース株
・何十年も必要とされるビジネス

うん、問題ないですね。「マイクロソフト」や「VISA」は良い銘柄だと思いますよ。詳細はリンクをクリックして下さい(^^♪

この銘柄で億を狙えると約束することはできませんが、リスクを取って億狙いなら試す価値はあります。

少なくとも、衰退産業へ長期投資よりも心穏やかに投資ができるでしょう(^^♪

シーゲルの「株式投資の未来」を真に受けるのではなく、逆の視点で考えるのも面白いと思います。


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